佐鳴台にほんごナイトカフェ(2010)/なくて七癖

佐鳴台にほんごナイトカフェの山田です。
この日は、朝は雄踏町、午後は豊田市、
夜は浜松に戻ってきて佐鳴台と、フル回転でした。
でも、疲れも忘れるほど楽しいカフェになりました。
今回のテーマは「癖」です。
テーマ提示は最近はちょっとあっさりだったので、
いつもより多く例を挙げ、
単にその説明だけでなくなるべくエピソードを交えました。

自分のことだけでなく、
家族や友達、職場のひとの癖など、様々な癖が話題に出ました。
こう言っちゃなんですけど、…人の癖は面白いです。
深いテーマではないんですけど、まあいいでしょう。

例えば、「おじいちゃんは考えると
眉毛を抜き始める…(やりすぎるとなくなる)」とか、
「舌打ち」の話では癖の話のあと、
「ラーメン屋で割引券を定員に渡したら
 小さく舌打ちされた」話などが出しました。

定番になった手法ですが、
今回も話題にあがったキーワードを日本人の方に書いてもらいました。
80分ほどの会話のあと、2つに分かれていたお互いのグループが
人だけ移動して、もう一方のグループで
どんな会話をしていたのかを確認しました。

「この「あ」ってのは何だ?」

「あ」はなんでも喋る前に付けてしまう癖です。
「あ、すみません」「あ、~さん、」などなど、なんでなんでしょうね。
「かがみ」は、「鏡のように映るものを見るとついつい自分をチェックしてしまう」、
「自動販売機」は、「お金を入れてから何を買おうか考えてしまう」、
「舌を出す」は、「最近、芸能人で舌を出すヒト」??の話題でした。
感謝の気持ちを表すときに
「すみません」と言う、日本人は多いですね。そんな話題も。

窓側のテーブルはこんな話題でした。

廊下側のテーブルはこんな話題、

中学生のMちゃんがたくさんネタを提供してくれました。

日本人参加者は、NPOで日本語を教えている方が来て下さり、
「とても楽しかった。カフェがこういうものだとは知らなかった。」
「ずっと前に来た頃と比べて、会話が続いている。」という感想を頂きました。
一方で、「あまりしゃべらない人もいた。」という意見も頂きました。
そういうときに声をかけたりするのはファシリテーターの役目です。
ゼロ初級のフィリピンの方のフォローはしていたんですけど、
これは私の反省点です。