佐鳴台にほんごナイトカフェの山田です。
今回の参加者は多国籍、年代も様々でした。
フィリピン、中国、ペルー、ブラジル、アメリカ、そして日本、
外国人が計9名、日本人が4名でした。
私が行っているフィリピン人の学習支援教室に来ている子も参加してくれました。

今回のテーマは「困っていること」でした。
月曜に積もった雪の話から、雪で困ったエピソード、
そして、日常のささいな困ったことなどを私から話しました。

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今回も大きめの付箋を使用しました。
テーマである困ったことについておしゃべりをし、
話したことのキーワードとなる言葉を付せんに書き、
その困難度を机の端と端で「難しい」と「簡単」に設定して
どのくらい困っているかをその位置で表すよう考えながら貼ってもらいました。
付せんに書くことは基本的にはテーブルの日本人にお願いしましたが、
書きたいという外国人参加者にも書いてもらいました。

こちらのテーブルでは、
子ども達はお姉さんとお肌を奇麗にする話で盛り上がったようです。
「奥さん」のことで困っているというSさんは、
「僕は(定年で)仕事をやめて、ずっと家にいるんですよ…」と言いかけたら、
すぐブラジルの方が「あー、分かった」と主婦感覚ですぐピンと来たようです。
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こちらのテーブルでは、
テーマとは別で各国のマクドナルドの話で盛り上がったようです。
中国は鶏肉?フィリピンはご飯やパスタもある?などなど…。
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情報共有では自分たちではないグループのキーワードから興味のあるものを選び、
どんな話だったかを全体に話してもらいました。
「薬草部」の話は、私の話ですが選んでもらえました。
私は高校時代は「薬草部」に入っていて、いまでこそネタ話ですが、
当時はちょっと人には言いにくい「悩み」のタネだったという話です。
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この日の話題はこんな感じです。
テーマとは関係ないものもありますが、
みなさんそれなりに困ったことはありつつも、
明るく楽しいひとたちで、おしゃべりも活発でした。
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私は浜松学院大学が文化庁委託事業として開催している
コーディネータ研修に参加し、
対話の充実感を残すための工夫について
アクションリサーチを実施してきましたが、
今回がその実践の最終回でした。

アンケートではどうも見えて来にくかったんですけど、
ついでに導入した情報交換の手法はいつもうまくいって、好評でした。
いろいろな試行錯誤で様々な改善が試せたのは収穫です。
これからも、まだまだ改善は続きます。