浜松市/新型コロナウイルスの感染者発表数をわかりやすいグラフにしてみました(〜2023年2月末)

(2023年5月以降の定点報告数の推移は、別のページで紹介しています)
https://tabunkadonguri.wordpress.com/2023/07/19/covid_teiten/

山田です。
浜松市内で外国人の子どもの学習支援をしていますが、
新型コロナウイルスでは、
特に子どもの感染者数が多いことが気になっていたので、
子どもにもわかりやすいグラフを作ってみました。
支援先で、子どもたちとグラフを見ながら、
コロナ禍の状況について話し合っています。

(更新日:2023年2月28日)

まず、浜松市の2022年1月1日からの
「発表日ごとの新規感染者数」をグラフにしてみました。
7日間移動平均の折れ線グラフも重ねて、
激しい上下の振れの影響を抑えた傾向をつかむことができます。

また、下段には変異株の割合も付け加えてみました。
変異株が緩やかに置き換わっているのがわかります。
10月以降の検体からは、新しい変異株も少しずつ見つかっています。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/emergency/covid-19/new_coronavirus_variant.html

直近、7月以降の毎日の数値も見てみましょう。

次は、最も感染の割合が多い子ども世代(0〜19歳)だけの
感染者数の推移です。

次に、この3つの年代について、
1日に各年代ごとの1万人のうちの何人が新規に感染したかの値を出し、
直近7日間の移動平均のグラフにしました。
これで各年代ごとの感染状況を「相対的」に比べて、
「傾向」を見ることができます。

年代別人口は、2022年4月1日の市の統計で計算してあります。
20歳未満は137,066人、20〜59歳は384,326人、60歳以上は272,214人です。

次は、浜松市内の病院に入院した人の数と、
そのうちの中等症以上の患者数のグラフです。

2022年1月1日からの累積で
世代ごとの感染割合も出してみました。
100人あたり何人が感染してきたかということです。
※世代ごとの人口は少しずつ変わりますし、
 1人で2回、3回と感染した人も数に加わってしまっているので、
 そんなに正確な数値じゃありません。

市のサイトでは死亡者の年代別ごとの「割合」は公開されているものの、
累積の「人数」の統計は見当たりません。
そこで、2022年からの毎日の死亡者数の発表の値から、
月ごとの人数をまとめてみました。
死亡率は期間ごとの新規感染者数から
単純に計算したものを使っています。

■ 参考にした浜松市のコロナ情報

感染状況の簡単なデータが毎日午後に公開・更新されています。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/emergency/korona_kanjya.html

浜松市の「オープンデータ」のページから、
Excelなどのファイル形式でデータをダウンロードすることができます。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/odpf/opendata/v1.html?x=221309_hamamatsu_covid19_patients

毎週金曜日の更新でグラフを多用した情報を発信しているのはこちらです。
ここがいちばん参考になる情報を伝えていると思います。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/emergency/covid-19/index.html

変異株の割合に関する情報はこちらです。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/emergency/covid-19/new_coronavirus_variant.html

■ グラフをブログ記事に貼るまでの作業

市が公開しているデータを
Macの表計算ソフト「Numbers」に取り込み、
その表をMacのスライド作成ソフト「Keynote」でグラフにし、
画像で書き出してブログ記事に貼り付けています。

本ブログでは、
Numbers と Keynote を使った見やすいグラフの実践例を
どんどん記事として作っています。
こちらのリンクから様々な実践例を見ることができます。↓
http://tbkdonguri.wp.xdomain.jp/tag/statistics

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