平岡ダム/外国人労働者の強制労働が行なわれた歴史

山田です。
浜松から原付で長野県南部を旅行する旅で、
天龍村にある平岡ダムを訪れました。

戦前に着工し、完成は1952年だったダムなのだそうですが、
建設には朝鮮人や中国人など多くの外国人労働者が関わり、
強制労働と劣悪な生活環境で命を落とした方が多かったようです。
そのことについてはこちらのサイトをご覧下さい。
http://hiraokadamu.com

ダム脇の案内板がある所に車などは止められます。
電力会社の管理棟の前の道を挟んだ向かいには、
亡くなった中国の方々の慰霊碑があり、
「在日殉難中国烈士永垂不朽」と刻まれていました。

もっと下流の佐久間ダムは有名ですが、
平岡ダムはあまり知られていないのではと思います。
電力は名古屋方面へ供給されているようですが、
この川の水は私たちの浜松にも流れています。
そんなダムに悲惨な歴史があったことは、
風化させずに語り継がれてほしいものです。