佐鳴台にほんごナイトカフェの山田です。
この日は通常の活動はしようかどうか迷いました。
ナイトカフェの最終回だったからです。
来た人たちの様子を見てからにしようと思いましたが、
常連の外国人とHGU支援リーダー養成プログラムのMさんが来てくれたので、
よし!…ということで始めました。

テーマは「こわいもの」でした。
地震や原発の話題が続くかもと考え、
怖いものつながりでいろいろと話せないかと思い決めました。
私は子どもの頃から小心者で、怖いものはたくさんあるのですが、
そういった自分のことが話せるテーマでもあるなと思いました。
テーマ提示はいろいろな面からやさしい日本語で自分の話を、
そして、一方通行にならないよう参加者とのやり取りを交えました。
2テーブルでもできましたが、
慣れたひとたちばかりだったので場の共有を優先させ、分けませんでした。

クモは怖いけど「蜘蛛の糸」の話を知ってからは、
クモだけは殺さなくなったという話から、
ゴキブリ、その他のゲテモノの虫たちの話になりました。
なぜか、食べ物とゲテモノの話はカフェでよく盛り上がります。
#1

話のなかでブラジルの方がエビを虫と言ったので、はて?と思いました。
虫好きのMさん曰く、クモもエビもカニも大きなくくりでは同じ仲間で、
節足動物と言うんだそうです。エビに似た味の虫もいるとか…。
なんだか食欲がなくなります。

今回もキーワードを付箋に書いて貼りました。
最後にキーワードをグループに分けたのですが、3つに分かれました。
こちらは、「人が作ったもの」です。締め切りは怖い怖い。
Mさんは連日追いかけられているようです。
#2

「生き物」は主に虫の話でしたが、
Aさんの奥さんの話題は「生き物」に分類されてしまいました。
しかも、怖いというわけではななかったのですが。
#3

最後は「自然」です。
#4

今回は日本語が十分話せるはずの人たちのポルトガル語が多かったのが
少し気になりました。
発話が少なかった方もいて、何度か話を振ってみました、
でも、発話は少なくても一生懸命聞いて
ときどきメモを取っているのも分かりました。

交流のなかで日本語を効果的に覚えていくには、
どんなサポートが必要か、まだまだ検討が必要です。
それは今後の新しい教室で…。

ひとまず、楽しいおしゃべりで最終回が迎えられてほっとしました。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。