ポルトガル語カフェ/いろ

ポルトガル語カフェの山田です。
浜松学院大学の「推進室」で不定期に
「ポルトガル語カフェ」というものを開催しています。
今回のテーマは「色」です。

今回の活動は、にほんごカフェでやった活動を取り入れてみました。
「月は何色で描くか」という問いにFさんはオレンジと答え、一同「え〜!?」でした。
常識にとらわれないFさんはすごい感性を持っているのかもしれません。

色の名前をポルトガル語で確認したあと、
折り紙を8等分に切った短冊に、その色でイメージするものを各自で書き、
みんなでそれぞれが何を書いたのか見せ合うということをしました。

みなさんイメージが豊かです。例えば、黄色では何をイメージしますか。
レモン、パイナップル、ひまわり、幸せ(の黄色いハンカチ)、月、カレー…などが出ました。
僕は「林家木久蔵(木久扇)」ですかねぇ。

飼っていたペットの話、インコはやっぱり「ピーコ」という話、
山育ちだったので水平線に沈む夕日があんなに赤いことにびっくりした話、
などなど、話はどんどん飛んでいきました。
「青」からは、食欲をなくす青いご飯、青魚は海のなかで本当に青い、
寿司と言えば青魚ばかり食べる、ピラニア、川魚と話は進み、
魚介類の話でホヤ、ウニときて、ウニの身で「オレンジ」にたどり着きました。
日系人のFさんにブラジルの話を聞いたり、ときどきポルトガル語で単語を確認したりしています。
そこは一応ポル語カフェなので。


私はカフェが楽しいから企画し参加しているのですが、
ポル語カフェは私の中では次の2つのことを試す場にもなっています。

・参加者がほぼ日本人だけでも楽しめること。
・話題がどのように展開して脱線していき、どのようにテーマに戻るか。

にほんごカフェに還元できることは多々あります。
カフェは外国人が来ない回もあります。
それでは活動ができないというわけではありません。
誰が来ても楽しめる場づくりのために、どのようなしかけ作りができるか、
そんなことを考えています。

先日は、国際理解教育ファシリテータ養成講座というものに参加してきました。
いろいろな手法の紹介や、参加者が満足する要素はなにかなど、とても参考になりました。
カフェ以外にも参加型の活動がたくさんあるのですね。わくわくします。