山田です。
どんぐりでは市内の協働センターや公民館などでの教室の他に、
外国人の子どもの家庭へ出向いての学習支援もしています。

これは2015年度の浜松市国際交流協会補助金事業で実施しているのですが、
家庭教師のような個別対応では
公益性に問題があるのではという考えもあるかもしれません。
しかし、他の子と一緒に勉強するのが難しい場合や、
地理的条件、希望する進路、家の経済状況などから総合的に判断して、
個別に見た方がよさそうな場合もあります。
そういった場合に限り実施しています。

1人の子の支援でも、その子がその後の何十年という生涯で
たくさんの人たちと関わっていくことを考えるれば、
決して無駄ではないはずです。

2012年度は2家庭、3人の子どもの支援をしました。
そのとき支援した子2人は2015年の夏休みには、
親の送迎が可能だったのでどんぐりの教室に来て勉強しました。

2015年度は1家庭のみですが、
次年度は追加でもう1家庭を予定しています。
どちらも高校進学をめざした支援です。
個人家庭のことなので、ここにはその詳細をアップできませんが、
国際交流協会には毎回の支援内容を報告書として提出しています。