2015年度/どんぐりの活動スタート!

山田です。
4月の第1週はお花見で勉強には誰も来ないだろうということで、
11日が2015年度第1回目のどんぐり教室でした。

3月からの流れのまま、小さなどんぐり教室にしては大盛況でスタート!
小学生10人、中学生3人、大人5人、乳児2人、あとはお腹の中の子1人です。
スタッフ4人では大変でした…。
新規の子どもの受け入れはとてもじゃありませんけど無理です。

今までは割とゆるくやってきた教室なのですが、
最近は子どもの参加人数が増えて、
一緒に来た保護者も日本語の勉強をするようになっていて、
気を配るべき点や、ここで学習すべきこと、
そして、本来のどんぐりらしさについて考え直していました。

教室活動を実施するにあたっては、
怪我はもちろん、机などに汚損がないように確認・注意しなくてはいけません。

教室なので、子どもたちは自分がここで勉強すべき物を持って来てほしいのですが、
ひとりひとりに最適な物を見極めるのはもう少し時間がかかりそうです。

そして、子どもの活動内容は基本的に教科学習になっていたのですが、
どんぐりが進めて来た対話活動によって
日本語で自分のことを話し、他の人のことを聞いて、
含めてお互いを知る活動も取り入れるべきだなと考えました。
前回は、好きな科目・嫌いな科目について話して模造紙にまとめましたが、
今回はその続きで前回の内容と、
どうやって嫌いな勉強をがんばるか等を考えて個別の紙に書いてもらいました。
結果的に素晴らしい内容にまとまるわけではありませんでしたが、
そもそも、そういうことは期待せず、
自分の考えを言葉にしてみるということに慣れていってくれればと思っています。

大人の方は、来ている子どもの保護者や、
乳児を連れたお母さんなどが来てくれています。
私が担当ですが、子どもの勉強も並行して見ながらなので、
書く練習を多く取り入れるなどして(その間に子どもを見る)、様子を見ています。
子育て、子どもの学校のこと、工場労働になるべく関連づけていきます。

どんぐりは、今年度ものんびり頑張ります。