山田です。
「日本語教育能力検定試験」に出題されそうなネタを探しています。
今回は出題項目の「日本語及び日本語教育に関する試験」から、
国際交流基金の「国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)」に注目してみました。
詳しくは国際交流基金のウェブサイトをご覧ください。
https://www.jpf.go.jp/jft-basic/about/index.html
時間がない方のために、概要を要約してみました。
- 「相互理解のための日本語」を理念とする
日本語教育のための枠組みである
「JF日本語教育スタンダード」の考えに基づくテスト。 - 「日本語で何がどれだけできるか」を測ることを目的に開発。
- 主として就労のため
日本で生活する日本語を母語としない人が
来日後に遭遇する生活場面でのコミュニケーションに
必要な言語能力を測定。 - 各国のテスト会場でコンピュータを使用して出題。
解答は、選択肢をクリック。 - 指示文は全て現地語で表示。
- 「文字と語彙」「会話と表現」
「聴解」「読解」の4セクションで構成。 - 問題は約60問、受験時間は60分間。
- 「日本語で何がどれだけできるか」という
Can-doに基づいた問題で出題。 - CEFRの枠組みに沿った6つのレベルのうち、
A2レベルの一定程度の日本語力を持っているかどうかを判定。
(A2:ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力) - テスト結果は、
在留資格「特定技能1号」への申請の際、
日本語能力の証明のために使用可能。
※技能実習2号を修了した人は免除。