付せんのサイズ

山田です。
どんぐりでは付せんを使うことで
消えていく「おしゃべり」を視覚化して留めさせ、
「学び」につなげる試みをしています。
個人的には2010年頃からあれこれ試してきました。
会話を記録、整理、共有するための強力なツールになります。
最後に写真に撮れば活動全体の記録にもなります。

付せんの色の使い分けについては前に記事を書いたのですが、
http://tbkdonguri.wp.xdomain.jp/2012/07/07/220
今回は付せんの大きさについてご紹介します。

一般に売られている付箋は
メーカーではスリーエムの「ポスト・イット」が有名です
(100円ショップでも独自の商品が売られてます)。
活動で使いやすそうなポスト・イットのサイズを一覧にしてみました。
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グループ活動では1グープ4〜5人全員で見やすい大きさで文字が書けて、
テーブルの上にたくさん並べられるサイズが求められます。
どんぐりでは市販の最大サイズである75×127mm6551-K」を最もよく使っています。
活動で使用している様子をご覧下さい(クリックで拡大↓)。
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これならばちょっとした絵を描くこともできますし、
2グループぐらいの小規模教室ならば
付せんを貼った模造紙をホワイトボードに貼って
みんなで見ることもできます。

次によく使用しているのは25×75mmの小さい付せんです。
マーカーペンで字を書くにはこれが限界のサイズかなと思います。
大きな付せんに家電の名前を書いたあと、その節約方法のアイデアを付加したり、
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地図上にお店の名前を書いたり、
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自分の今までの出来事をタイムライン上に書いたり、
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体の図に部位の名前を書いたりするときにも使えます
(付せんを使えばシートが再利用できます)。
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模造紙に活動のタイトルを書くために
もっと大きくて横に長い付せんががあればいいのにとも思いますが、
そういうものは業者に自由なサイズで特注することもできるようです。

ファシリテーターは活動を企画する際に、学習者や対話補助者に
どのサイズでどの色の付せんに誰が何を書いてもらうかを決めておきます。
最適な付せんのサイズを使い分けていきたいものですね。