山田です。
日本語教育学会では春と秋の年2回、
研究発表が行なわれる大会があります。
2018年度秋季大会は、なんと静岡県沼津市での開催です!

開催日:2018年11月24日(土)〜25日(日)
会場:総合コンベンション施設「プラサ ヴェルデ」(静岡県沼津市大手町1ー1ー4)
   JR沼津駅の北口から歩いてすぐです。

学会は基本的には研究者の集まりで、
有料(会員の事前申込みが3,500円、非会員と当日申し込みが5,000円)ではありますが、
初日には無料公開のプログラムがあり、
テーマによっては地域の日本語ボランティアの人でも参考になる話が聞けます。
直近の過去2回は外国人の子ども支援関連の人にはぴったりの内容でした。
今回の一般公開プログラムは、こんな内容です。


「外国人住民と共に考える安心安全な町づくり
 ー日本語教育から見たリスク・コミュニケーションー」

日時:11月24日(土)10:00〜12:00

「災害時の情報保障と情報発信」/大胡田裕 (静岡県立城北高校教諭)
「避難所運営ゲーム(HUG)体験」/ 倉野康彦 (HUGのわ主催)
「災害時の地域言語(方言)とコミュニケーション」/竹田晃子 (立命館大学専門研究員)
「現場報告/3・11官邸広報に起こったこと」/下村健一 (白鷗大学客員教授)
コメンテーター:ジョン利栄増子(セルヴィツー代表取締役) 司会進行:衣川隆生(名古屋大学教授)
コーディネータ:嶋田和子・石黒圭・岡本能里子(日本語教育学会社会啓発委員会)

ちらしPDF:http://www.nkg.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/2018aut-panel.pdf


パネルの前で説明を聞くポスター発表は、
間近で気軽に発表者に質問もできるのが良いです。
たくさんのパネルが出展されるので、関心のある内容があるかもしれません。

会場内には日本語教育関連の出版社のブースもあり、
割引価格でお得に買える出版社もあるので、要チェックです。

大会の開催地は回によって首都圏だけでなく地方都市になることもあり、
興味があって参加したくても距離的に難しいこともあります。
東海地方での開催は、平成になってからでもこれしかありません。↓
・2000年度秋@名古屋外国語大学
・1992年度秋@南山大学

(後日追加)地域日本語教育に関係がありそうな発表内容は、
こちらの記事にまとめてみました。
http://tbkdonguri.wp.xdomain.jp/2018/09/21/1850