Dropboxの大量同期でMacが熱くなるのはSpotlightのせい

山田です。
私は普段、外出用と家用に新旧2台のMacを使い、
Dropboxでファイルを同期しています。
ゴールデンウィーク期間中に片方のMacだけを使用し、
休み明けにもう片方のMacを起動して
Dropboxで80件ほどのファイルの同期が完了すると、
それからMacのファンが徐々に高速回転しはじめました。

「アクティビティモニター」でCPUの使用率の高いプロセスを確認すると、
「mdworker」というプロセスが複数あり、猛烈に動作していました。

ネットで調べると、これは「Spotlight検索」のインデックスを作成する動作
(検索しやすいように内部で情報を整理する処理)だということは分かるのですが、
どういうときにそうなるのかが報告されている記事は、なかなかありません。
そこで、自分で経験した2つのケースを紹介します。

1:OSのメジャーアップデード直後
全てのファイルを調べてインデックスを作成するので、
かなり長い時間、CPUが全力を出してパーツが高温になります。
「システム環境設定」の「Spotlight」で、検索対象を制限するのはもちろんですが、
それでも高温状態が長く続くので、ときどきスリープさせてパソコンを休ませます。

2:Dropoboxなどで大量のファイルを追加・更新した直後
更新したファイルの数に比例してインデックス作成に時間がかかります。
OSのアップデート以外でどうして?と思うときは、大抵この場合です。
普段からこまめに同期しておくしかありません。

「Spotlight検索」のためにインデックスを作成するのは仕方ないのですが、
CPUの力をフルに使ってまでして高速で処理してほしいものでもないと思います。
何も処理をしていないときに、こっそり低負荷で処理してくれればいいのですが…。