小中学生の不登校の状況(平成24〜28年度@浜松市)

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山田です。
この日は子ども支援関係の勉強会に参加したものの、
用事があって聞けなかった講義もあったのですが、資料を見て驚きました。
浜松市がウェブサイトで公表している不登校の子どもの統計です。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shido/kyouikusesaku/hutoukou/hutoko.html

これは年間30日以上欠席した子供の数で、
病気や経済的な理由を除いて、
何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、
子供が登校しない(できない)状況にあるケースを集計したものだそうです。

私が虹の架け橋事業に関わったときは、
不就学の外国籍の子だけでなく不登校の子もいましたし、
個人的にも、そういう子の存在はぽつりぽつりと知ってはいましたが、
全体としてこんなに数が多いとは知りませんでした。
外国にルーツのある子も少なくはないのだろうと思います。

学校に行っている子からも学習支援のときに、
いじめに関する話や友達がいないという話を聞くこともあり、胸が痛くなります。
不登校ではなくても、辛い思いをしている子も相当な人数いるはずです。

高校生になれば不登校だけでなく退学も大きな問題です。この数も調べてみると驚きです。

この記事を書いている間に某メーリングリストで、番組紹介の情報が入りました。
ハートネットTV「もう一度学びたい~“夜間中学”に集う若者たち~」
2018年8月7日(火)20:00〜20:30 Eテレ
https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/714/
今、学校で学べなくても、昔、学校で学べなかったとしても、
いつでも学ぶ機会がある社会、それを普通に認める社会であってほしいです。