山田です。
日本語教育団体では教室やイベントの案内のために、
紙のチラシを作って配ったり掲示したりすることが多いと思います。
そこで問題になるのがどうやって印刷するかです。
もっと言えば、そのコストです。
印刷コストは部数と仕上がり時間によって違うものです。

すぐに少しだけ必要な場合は、
家庭用のインクジェットプリンターや
事務所に置くようなレーザープリンターを使うと思います。
でも、インクを大量消費するベタ塗りはコストを考えると避けたくなりますし、
縁なしでの印刷ができなかったりするとデザインに影響してきます。

そこで、デザインに影響なく
1,000部以上をそれほど急がず印刷するならばということで、
ネットの印刷屋を利用してみました。
http://raksul.com

2016年5月現在で、
用紙代と送料は込みで、仕上がりは10営業日後という条件で、
A4サイズのコート紙で片面カラーを1,000部ならば2,000円(税抜き)でした。
つまり、1枚2円ということです。
3,000部ならば単価が1.5円、5,500部で単価底値の1.2円になります。
この値段ならば助かりますね。

手順は、依頼者の情報を登録して、印刷物の情報を設定し、
データをアップロードして、印刷会社のチェックをクリアすることで、
宅配便で仕上がったチラシが送られてきます。

印刷屋に依頼するときの最大の問題は「色」です。
Wordで作成したチラシにも対応してくれるのですが、
Wordが対応する光の三原色RGBから印刷で使うCMYKの4色に変換する際に
表現できる色の帯域の広さが狭くなるので、
色が暗くくすんだ感じになる場合があります。
色目が重要な場合は注意が必要です。