外国人子ども支援者のための外国語勉強会/まずはタガログ語で

山田です。
どんぐりでは浜松市国際交流教会の補助金事業で、
外国人子ども支援者のための外国語勉強会を9月から実施する予定です。

この日はその教室活動をどんな感じでやっていくか試してみました。
どんぐりがやるということで、
例によって参加型学習の手法で参加者が主体的に学んでいく活動です。

ファシリテーターの指示のもとで、
子ども支援の現場でこんなときにこう言いたいというアイデアを
グループごとに分かれて出し合って、
グループ内のバイリンガルの母語話者に簡単な表現や単語を考えてもらって、
それを整理して模造紙にまとめていくという活動です。
20130806_meeting01

今回のお試し実施はタガログ語でやってみました。
初めて会う子どもと接するときに使う場面で、
名前や年齢、好きな科目を聞くためのフレーズや、
そこからタガログ語の基本的な文法や特徴的な発音などを
帰納的に学べることが確認できました。
20130806_meeting02

予算の都合でタガログ語とポルトガル語で各4回ずつ実施する予定です。
その4回をテーマごとに分けるのは難しいので、
つぎの通り「機能」で分けることにしました。

第1回:自己紹介する(初めて会う子どものことを聞いたり、自分のことを言う)
第2回:指示する(「〜して」「〜はダメだよ」などの支援現場で使う指示)
第3回:説明する(「〜があるよ」「こうだよ」「〜って書いてあるよ」など)
第4回:ほめる/感情を表す(「よくできたね」「もう飽きちゃったかな?」など)

スケジュールが決まりましたら、この記事に追加します。