なぜイチゴを唐辛子で味付けする???

山田です。
子どもの学習支援でバングラデシュ・ルーツの家庭に行くと、
ときどき、おやつや間違えて買ってしまった宗教上食べられないものを
頂くことがあります。
今日は、唐辛子で味付けしたイチゴを頂きました。

バングラデシュ料理はとにかく唐辛子で味付けしたものが多いので、
前に、ケーキの話になったとき、子どもに、
「ケーキも唐辛子味なの?」と聞いたら、
「まさか、そんなわけないじゃん!」と言われたことがありました。
…それなのに、です。

味は、イチゴと唐辛子の味が喧嘩するというか、唐辛子の「圧勝」です。
イチゴと唐辛子のハーモニーといったものは感じないのですが、
子どもは美味しそうに食べています。

「美味しい?」と聞かれたので、
「うん、イチゴ自体は…」と
微妙なコメントしか出てこなかったのですが、
「おいしい」はベンガル語で「মজা」(モジャ)と言うのは知っていたので、
「モジャモジャ」と言っておきました。※「モジャ」は1回でいいそうです

ちなみに、こういったイチゴのデザートは、
お母さんがバングラデシュではなく、インドネシアの人に聞いて作ったそうで、
バングラデシュでは、パイナップルを唐辛子で味付けするのだそうです。
どうなんでしょうね…。