山田です。
大学には社会人でも単発で特定の授業を聞くことができる
「聴講」という制度があります。
8月上旬から、浜松市内の大学で聴講生の募集が始まりました。
授業は夏休み明けの後期(10月〜)からです。
募集開始から締め切りまでが短いので、ご検討はお早めに。

全国的なことだと思いますが、
外国人の増加が世間で話題になっていることもあり、
日本語教師養成講座で学ぶ社会人は急激に増えています。
そういった人たちの更なる学びの場として、
大学を活用してみてはいかがでしょうか。
大学は若い人たちだけでなく、様々な世代の人たちが、
学びたいことを学べる場です。

聴講はテストなどで評価を受けて単位を取得するものではありません。
単位を取得したい場合は、科目等履修という制度を利用します。

聴講可能な授業は、学部の全ての授業ではなく、
本当にごく一部でしかないのですが、
日本語教育・多文化共生に関連したものもありそうです。
詳しくは各大学のホームページをご覧ください。

浜松市内では、
以前に日本語教員課程があった
浜松学院大学(現在は日本語教育の科目はないが、周辺分野の科目はある)と、
現在も日本語教員課程がある静岡文化芸術大学がおすすめです。

▼浜松学院大学
https://hamagaku.ac.jp/hgu/ecourse/auditor/
今年度の聴講可能な科目のリストはこちらです。「後期」となっている科目から選べます。

<地域共創学科>
http://hamagaku.ac.jp/hgu/pdf/2019_auditor_list_chikyo.pdf
「多文化共生論」「ポルトガル語II」「中国語II」「日本語表現法II」「国際研究(異文化理解)」
「ポルトガル語コミュニケーションII」など

<子どもコミュニケーション学科>
http://hamagaku.ac.jp/hgu/pdf/2019_auditor_list_kokomi.pdf
「ポルトガル語II」「中国語II」「日本語表現法II」
「ポルトガル語IV(ポルトガル語コミュニケーションII)」「教育社会学」など

▼静岡文化芸術大学
https://www.suac.ac.jp/news/topics/2019/01923/
聴講可能な科目のリストはウェブ上にないのですが、
シラバスを検索すると、聴講科目として公開しているか否かが確認できます。
ただし、日本語関連で後期に聴講可能なのは「現代日本語表現」ぐらいでしょうか。
後期はほとんど公開になっていないのが残念です。前期はもう少しあるのですが…。
https://cpportal.suac.ac.jp/public/web/Syllabus/Websyllabus/UI/WSL_Syllabus.aspx