ナンを焼く釜「タンドゥール(तंदूर)」/ルンビニ@浜松市浜北区本沢合

山田です。
よく行くインド&ネパール・レストラン「ルンビニ」で、
この日はすごいものを見せてもらいました。
ナンを焼く釜「タンドゥール」です。
「タンドリー・チキン」の「タンドリー」です(名詞修飾の形?)。

最近、私はメニュー表やチラシなどを作っている関係で、
素材になりそうな画像を撮らせてもらっています。
そういうわけで、特別に厨房を見せてもらいました。

タンドゥールは前から興味があったのですが、
釜の蓋をあけるとかなり強い熱気を感じました。
ここに手を入れてナンを貼り付けるのは、やはり熱いそうです。

釜は全体が十分に温まるまで時間がかかるそうで、
ランチの時間よりもかなり早くから火を入れておくのだそうです。
ルンビニのナンはとても大でふんわりですが、
このタンドゥールが毎日活躍しているのです。

さて、今回のデーヴァナーガリー(インド・ネパールの文字)ですが、
その「तंदूर(タンドゥール)」です。
ポイントは、最初の文字の上にある鼻音化記号「ビンドゥー」が、
次に来る歯茎破裂音[d]に合わせて、同じ調音点の歯茎鼻音になることです。
単語の末尾の[r]は潜在母音を伴いません。
[u]の長母音[uː]はこの単語で覚えました。う〜ん、勉強になります。