金曜の夜、漢字学習もがんばっています

山田です。
先週から新しく始まった日本語教室は2回目です。
金曜夜の協働センターは部屋の予約が取りやすいです。
ほとんど他の利用者がいません。
鍵を借りるときも返すときも管理人さんが見当たりません…。
寂しいというか怖いです。
金曜と言えば、平日のお仕事をしている人にとってはいちばん疲れている日ですし、
仕事が終わって飲みに遊びに行っている人もいるんでしょうね。

…そんな金曜日に日本語を勉強したいという熱心な方々が今週も来てくれました。
仕事が忙しくて来られない方も1名いたんですが、
大人4名(全員ブラジル人)、中学生1名です。

19:00-19:30の間は、
大人が仕事のため全員はそろわないので自習やよろず相談の時間です。
今回は中学生の数学を見ました。
19:30からは前回同様、初級日本語と漢字のグループに分かれての学習です。

今回のブログは漢字グループを中心に書きます。
漢字グループは、JLPTのN2を受けたい人、N3を受けたい人、
そして中学生と…ばらばらです。
ただし、漢字のシステムを学ぶということではまだ一緒にできそうなので、
『KANJI SENSE』の読みを表すパーツ、意味を表すパーツ、
前に付く漢字などの問題をやってもらいました。3人とも進度はばらばらです。

それと、中学生1年生の国語の教科書から『星の花が降るころに』を取り上げ、
N2とN3ぐらいの漢字の読みのテストをそれぞれ24問を作り、
できなかったところを指導していくようにしました。
偏や音を表すヒント、同じ漢字を使う他の熟語、書き方のポイントなどを指導しました。
中学生向けには本文の内容の問題も作りましたが、今回はここまではできず終了です。

初級日本語グループの合間に漢字グループを見るのは大変ですが、準備も大変です。
しかし、プリント学習の進度はかなりゆっくりでいいことが分かったので、
私も無理せずやっていくコツをつかんでいきたいものです。


<後日記>
10月8日から市内中心で浜松国際交流協会×NPOが文化庁事業として開催する
平日夜の日本語教室が始まりました。無料です。
市中心の平日夜というニーズはそちらで足りそうです。
どんぐりはこの枠からは撤退します…。残念。