ポスター発表/日本語教育学会秋季大会2011@米子

多文化共生社会をめざす会「たぶんかどんぐり」の山田国明です。
2011年10月8〜9日に渡って鳥取県米子市で開催された
日本語教育学会秋季大会に参加してきました。
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私は南山大学の横内先生と
「対話型活動を活性化する「キーワード・カード」の活用とその効果」と題した
ポスター発表を行ってきました。
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これは2009〜2010年度に浜松市佐鳴台地区で開催していた
対話型日本語教室「佐鳴台にほんごナイトカフェ」における実践を中心に、
その後継企画である2011年度の「にほんごどんぐり」、「外国人主婦層のための日本語教室」での実践も含めた
付箋カードを使用した対話の記録と情報共有の手法を紹介したものです。

カードの使用は、
2010年度に浜松学院大が文化庁委託事業として開催した
「アクションリサーチを用いた地域日本語教室講師・コーディネータ研修講座」で
対話型教室の問題点を改善するための対策の1つとして試行したものです。
横内先生には同研修講座で講師を務めて頂き、
その後の教室では運営委員としてアドバイスを頂き、
今回は学会発表として予稿を取りまとめて頂き、
発表でもとても分かりやすく来場者のみなさまの質問に答えて頂きました。

学会のポスター発表という場は私は初めてだったのですが、
全国各地の教室で活動されている方々の質問に答えることができ、
興味のポイント、疑問に思われやすいポイントが改めてよく分かりました。

対話型活動は学校型の授業の一部に組み込むこともできます。
私たちが実施中の2つの教室でも
交流に比重を置いた教室と学習に比重を置いた教室とがあり、
それぞれに合った形で実施しています。
詳しくはブログでの活動事例をご覧下さい。

学会で使用したポスターはこちらからダウンロードできます。

発表に使ったメインのポスター(Dropbox/PDF 2MB)
https://www.dropbox.com/s/q392dafimsl3gu5/poster_a4-st.pdf?dl=0

模造紙の例(Dropbox/PDF 76KB)
https://www.dropbox.com/s/pmws6dnoawndm1w/mozoushi.pdf?dl=0