暑いときは?

山田です。
7月から自動車関連の工場が土日稼働になって
ターゲット層に想定していた学習者を呼び込むのは非常に困難です。
教室を平日に移せばスタッフが確保できないということ、
いま来てくれている学習者が全員土日休みということで動かせずにいます。
とにかく1回1回の中身を充実させることを考えています。
参加型学習を対話型の日本語教育にどう組み込むか、それが課題です。

さてさて、今回のテーマは「暑いとき」です。
私が育った街は標高が高くそれほど暑くはないので
私は暑さに弱いという話をしました。

活動内容は2部構成にしました。
節約の回もそうしたのですが、最初に短い対話活動を置くことで
ウォーミングアップになるかなと考えました。
今回は、まずは夏のいいところ、嫌なところについておしゃべりをしてもらい、
対話補助者がそれを付箋に書き出しました。
いいところを青、嫌なところを赤の付箋に書きました(逆の方がよかったかな?)。
ひと通り話してから模造紙に貼って整理しました。
振り返ってみると、いいところの方が多かったです。
暑くても楽しまなきゃ、ということですかね。

つぎに、私の暑さ対策を紹介しました。
キーワードになることや写真を黒板に貼りながら話しました。
「かえらない」は職場や公共の場、スーパーなどで涼んで、
「家に帰らない」という話です。

次にグループでのおしゃべりでみんなの暑さ対策を話しました。

話したことのキーワードは対話補助者が付箋に書き出します。
話しながら書き出すのは慣れが必要です。
全てが暑さに関係したものではありませんが、このような話題が出ました。

最後に今日出た暑さ対策を単文レベルで書きました。
話せているように見えてもそれを書くのは非常に難しいです。
それが分かったのはいいのですが、
どのように効果的な学習に繋げていけばいいか、まだまだ工夫が必要です