色合わせ式テ形練習教材「てけてけ」

山田です。
1996年、私が大学で日本語教育を勉強していた頃、
日本語を勉強している留学生のために「テ形/タ形」を
練習するための教材を考案しました。
今回は20年以上放置していたこの教材のリメイク版を作りました。
色合わせ式テ形練習教材「てけてけ」、
タ形練習教材「たけたけ」です。

「テ形/タ形」は日本語初級レベルの大きな壁です。
特に、グループ1の動詞で、
「かく」は「かいて」(イ音便)、
「のむ」は「のんで」(撥音便)、
「もつ」は「もって」(促音便)のように
変化させなければいけません。

慣れるしかないものですが、
学習者に「言葉を使わずに」しくみを説明できないかなと思い、
動詞の種類ごとに色を合わせて語尾を入れ替えて、
「テ形/タ形」を作ることができるようにしたものです。

大学時代はいろいろな教材を作りましたが、
留学生たちが楽しんでくれたのが原動力になっていました。
日本語教育の道を志そうと思ったのも、
その人たちとの出会いのおかげです。

当時は思いついた夜に
色紙で徹夜で作って翌日の授業に使いました。

今は便利ですね。
MacのKeynotePagesで1時間ぐらいで作れます。
これをPDFで公開します。
よかったら使ってみてください。

この教材はダウンロードして印刷して切って使うのですが、
カード1枚がちょうど
名刺サイズになっているので(ここがこだわり)、
名刺用紙に印刷するといいと思います
(位置合わせがうまくいくかわかりませんが)。

グループ1〜3で過不足なく
ぴったり名刺用紙2枚に収まったのはラッキーでした。

▼ マス形からテ形を作るためのセット

▼ 辞書形からテ形を作るためのセット


うちにはカラー・プリンターがないので、
セブンイレブンのネットプリントを利用してみました。2枚120円でした。
紙が薄いので、下の紙がすけちゃっていますね。
耐久性をアップさせるためには、ラミネート加工した方がよさそうです。
それか、カラープリンターがあれば、厚紙や名刺用紙に印刷しましょう。

1枚ずつ切ってバラすとこんな感じになります。
テ形の方のカードの左端は黒い枠線が見えないように切ると、
テ形を作った時に境目ができなくていいです。

色別の動詞リストがあるといいな…と思いつつ、
ずっと作っていません。

タ形教材の「たけたけ」は、こちらのページです。↓
https://tabunkadonguri.wordpress.com/2019/07/15/take-take/

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